2016年10月25日

夏でも冬でもパッピンスが食べたい!

日本ではあまり聞きなれない”ピンス”とは、韓国のかき氷。繁華街の飲食店では多く売られている、韓国人の大好きなスイーツの一つ。夏だけではなく一年中楽しめるのも韓国ならでは。種類が豊富で、見た目もとってもカラフルで可愛いんです。 ぜひチェックしてみてください!


ピンスの基本

 

韓国語で「パッ」は小豆、「ピンス」は氷水の意味。当初は削った氷に餡をあわせた「氷小豆」のようなものだったので、”パッピンス”と呼ばれています。それが段々とアレンジが加えられるようになり、様々なフルーツやシロップなどが乗った豪華なものになってきました。

多くの飲食店で食べることができ、ソウルには専門店もあるほど、地元民に愛されています。韓国では辛くて味の濃い食べ物が多いので、季節を問わずアイスやかき氷をよく食べるそうです。街中でもよくそんな光景を見ることができます。
どのお店でもピンスはボリューム満点なので、2~3人で分け合って食べるのがおすすめです。

フルーツたっぷりのもの、韓国らしい素材を使ったヘルシーなものまでとにかく種類がたくさん、
日本では見られないような衝撃的なものもありますよ!

おすすめの変わりダネピンス

人気店をはじめとする、ちょっと変わりダネのピンスをいくつかご紹介します。
せっかく食べるなら路上の出店ではなく、こだわりのピンスを食べたいですよね♪

メロンピンス(ソルビン)

見た目のインパクトがすごい、マスクメロンをふんだんに使った贅沢なピンス。
リアルトントンメロン=マスクメロンの中にあずき、餅、シリアルが入っています。
ヨーグルトントントメロン=マスクメロンの中にチーズケーキ、ヨーグルトアイススリームが入っています。
一見すると「??!」という感じですが、ナイフでメロンを割っていくと中身と氷がちゃんと出てきます。こちらは斬新な見た目から、観光客にも大人気、瞬く間に注目を集めました。
きなこのたっぷりかかったピンスも定番の大人気商品です。

韓国のピンスと言えばソルビンと言われるほどの名店。チェーン店なので店舗は多数存在し、明洞エリアだけでも3店舗あります。

◆ソルビン (明洞1号店)
住所:ソウル特別市中区明洞4キル22 2F
アクセス:明洞駅6番出口から徒歩5分
営業時間:10:30~22:30

 

パムデチュパッピンス(タムジャンヨッペクッカコッ)

韓国らしい素材を使った大人のピンスといえば、こちら。甘いあんこに大きめの栗・餅・ナツメなどをトッピングした"パムデチュパッピンス"。見た目は和風かき氷に近いイメージですが、自然な甘さで体に優しいところが多くの女性に愛されています。かき氷じたいも優しいミルク風味で、すべての素材がうまくマッチしています。

自家製のお餅を使っていたり、素材にとことんこだわったおしゃれカフェ。店内の雰囲気も落ち着いていて素敵です。店名は日本語で「塀の傍らに咲く菊の花」という意味だそう、なんだかおしゃれですよね。

◆タムジャンヨッペ クッカコッ
住所:瑞草区 ソレ路10キル 10
アクセス:新盤浦駅 4番出口 徒歩10分
営業時間:10:00~23:00(ラストオーダー22:00)

 

北海氷水

新食感のかき氷"雪花氷(ヌンコッピンス)"が人気の東大門エリアにある隠れ家カフェ。こちらでは、練乳やメープルシロップなど8種類の材料を混ぜて瞬間冷凍したオリジナル氷がウリです。見た目もサラサラで氷とは思えないほど、食感が気になりますよね。種類もオレオやコーヒーが人気で、ちょっと大人のピンスという感じです。

ひっそりと佇むカフェですが、翌朝8時まで夜通しで営業しているとあって、食事の帰りにふらりと訪れる人が多いようです。明洞の路面店とは違った雰囲気が素敵で穴場です。

 

まとめ

日本では真夏しか食べることがないかき氷。ソウルではチェーン店などでは年中、飲食店や出店でも春から食べられるところが多いのです。どれも店それぞれのこだわりがあり、気になるものばかりですよね。ぜひ挑戦してみてください!


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