「BTS（防弾少年団）」の「原爆Tシャツ騒動」と問題の「原爆Tシャツ」

ブレイク真っ只中のBTS (防弾少年団)

防弾少年団は2013年6月13日に韓国でデビューした「BigHitエンターテインメント」所属の男性ヒップホップグループです。 2017年から「BTS」の名前でも活動しています。
2018年5月に韓国で発売された「LOVE YOURSELF 轉 ‘Tear'」は、韓国人アーティストとして史上初の快挙となる‘ビルボード200'で1位を記録しました。

BTSの「ミュージックステーション」出演が見送られた

防弾少年団は、2018年11月9日（金）テレビ朝日放送の音楽番組「ミュージックステーション」に出演する予定だった。しかし、前日の8日に出演しないことが発表されました。

BTSのメンバーは、8日午後、韓国ソウルの金浦空港から日本へ向かう予定でしたが出国は取りやめになりました。

BTS・原爆騒動・問題のTシャツ

今回問題になった事柄は、防弾少年団のメンバージミンが過去に着用したTシャツのデザインに原爆の写真が描かれていたこと。このことが、原爆投下を肯定している内容と受け取れる。と判断されたようです。
韓国側の朝鮮日報では、「偏狭な日本のテレビ局、防弾少年団の出演が相次ぎ白紙に」の見出しで記事が掲載されました。

他にBTSが2014年ころにに韓国の雑誌のグラビアで、ナチスの紋章が入っている帽子を着用して撮影したことや軍服を思わせるような衣装でパフォーマンス、赤地の中心にBTSの「B」が白と黒で描かれた、ナチスを模倣した旗を振ってことが問題になりました。

※ユダヤ人権団体から抗議をうけた、問題のシーンがみられる動画。

韓国の防弾少年団（BTS）の所属事務所が謝罪

11月13日、防弾少年団（BTS）が所属している韓国の事務所は、フェイスブックで「戦争や原爆を支持していない」「傷つけるような意図はありませんでした」という内容の謝罪声明を発表しました。

原爆Tシャツ騒動発端になったBTSのメンバーのジミンは、「ファンだけでなく全世界の皆さんが心配」という内容のコメント。

また、韓国の会社が制作する「原爆Ｔシャツ」は、ジミン着用で話題になり、売り切れ、増産しているとか。

BTS（防弾少年団）は、日本に来た！コンサートや映画に影響なし

BTS（防弾少年団）の11月13、14日の東京ドーム公演は予定通り行われました。
ドキュメンタリー映画「Burn　the　Stage‥the　Movie」も予定通り15日に公開されます。

BTS (防弾少年団) の日本9thシングル「FAKE LOVE/Airplane pt.2」は、2018年11月7日リリースされました。「ミュージックステーション」に出演していれば、日本のテレビでこの曲を聴けたかもしれません。